上映日時●5月24日(金)14:00●6月1日(土)11:55

【ストーリー&解説】
ここはバンコクの名門大学。いつもはお気楽な女子大生パイは、ボーイッシュなガールフレンドに捨てられて何も手につかなくなってしまった元ルームメイト、ジェインの荷物をイライラしながら片づけている。パイは同性愛というものに疑問を抱いており、ジェインの失恋はその考えを裏付けている気がした。パイには恋人はいないが、優しくて心のあたたかいピワンという青年がいて、彼女に恋心を抱いていた。パイの母親は子供の頃からパイを知っているピワンと彼女が結ばれることを願っている。「嫌いな物ほど見てしまう」のたとえ通り、まるで神様のいたずらか何かのように、パイの新しいルームメイトはキムという名のクールでチャーミングな“トムボーイ”だった。会った瞬間からパイはキムに嫌悪を示し、部屋を区切って自分の領域には立ち入るなと警告する。最初はルームメイトの奇妙なふるまいに戸惑うキムだが、のんきな性格なので気にかけなかった。しかし、まだ失恋から立ち直っていないジェインがキムに一目惚れし…。
続編となる「ジェリーフィッシュの恋2」の上映を記念して、パート1をアンコール上映。同性愛に疑問を抱くパイと、彼女に恋心を抱く青年ピワン。そして見た目はボーイッシュだけどおっとりしていて優しいキム、そんなキムに一目惚れしたジェイン。バンコクの名門大学を舞台に、彼らの恋がホットに錯綜するキュートなラブコメディ。主演のキムを演じたティナー・ジッタリーラーはこの作品をきっかけに大人気となり、アジア各国で女性ファンから熱い支持を受けている。

【監督プロフィール:Saratsawadee Wongsomphet】
1972年10月20日生まれ。数々の作品でアシスタント・ディレクターを経験し、「ジェリーフィッシュの恋」で監督デビュー。女性同士の恋愛を誰よりもよく理解する映画監督。「ジェリーフィッシュの恋」のプロジェクトは2冊の本「YES」と「NO」から生まれた。映画はアジア各国で大人気となり、2人のその後を観たいと熱望する声に応え、続編が誕生した。